SDGsの特徴について簡単にまとめました。
【SDGsの前身のMDGs(ミレニアム開発目標)の特徴】
●主として開発途上国向けの目標
●8のゴール(最終目標)・21のターゲット(具体的目標)
●国連の専門家主導
【SDGsの特徴】
●すべての国の目標
●17のゴール(最終目標)・169のターゲット(具体的目標)
●すべての国連加盟国で交渉
これらの目標は、各国政府による取り組みだけでは達成は困難です。
企業や地方自治体、アカデミアや市民社会、そして一人一人に至るまで、すべての人の行動が求められている点がSDGsの大きな特徴です。
まさにSDGs達成のカギは、一人一人の行動に委ねられているのです。
(厚生労働省ホームページより)
17のゴール(目標)それぞれに約10個ずつのターゲットを設定し、合計169個のターゲットがあります。
例えば、2019年に、日本は10個のターゲットのほとんどを達成し、目標4「教育」を達成しました。
目標の達成度の評価が高い順に、緑色⇒黄色⇒オレンジ色⇒赤色となっています。
2020年で評価が高かった(緑色)のは、目標4「教育」、目標9「インフラ」、目標16「平和と公正」となっています。
反対に、評価が低かった(赤色)のは、目標5「ジェンダー」、目標13「気候変動」、目標14「海の豊かさ」、目標15「陸の豊かさ」、目標17「パートナーシップ」でした。